2016年9月20日(火) 【声と色】 「 」 私の名前を呼ぶ声が響く その中のあなたを探す すとん、とふいに胸に落ちたそれの感情は何という名前だろうか 「 」 なーに？ 私はそっけない返事をして振り向けない 何人もが呼んだ、特別でない名前 けれどそれだけで変わる色、音 あなたを許せずにいるのは私が立ち止まっているからなのに 私は忘れたくなくてまだ許せずにいる でももうすでに、 何に腹を立てていたのか 悲しかったのか 思い出せずにもいる あのお祭りの日、何故一緒に帰ってくれなかったの。 あの夜、何故一緒にいてくれなかったの あのとき、何故一緒に怒られてくれなかったの あなたはいつも、私には不可解だった 気まぐれで猫みたいだった 私の理想、だった 本当に さよならなんだ、 こんなに時間が経っても 何も変わらないのは 本当にもう、お別れだからだね 知っているの、理解したくないだけ あなたが触れた全ての人に嫉妬する 現実じゃなーんにも言えないのにね、 知っていることも知らないふり 見ないふり 聞かないふり これ以上傷つきたくない これ以上あなたの記憶をかき消したくない ごめん、こんな怖いやつで 生きるって疲れることだけれど 今は確かに生きていることは分かる 静かに変わることも 悪くないとは思ってはいる 全てただ、受け止めきれないだけ。 9/2022:33 [ｺﾒﾝﾄする] [更新通知] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える [編集] 無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps! |