ある夜 ある男が夢を見ました。 主と2人で海辺を歩いている夢でした。 空には、人生の様々な出来事が、まるで走馬灯のように ひとつ、 またひとつと浮かんでは消えて行きました。 そして、その度ごとに、砂の上には2つの足跡がついていました。 ひとつは自分の、 そしてすぐそばには、主の足跡が並んでいました。 やがて最後の出来事が繰り広げられました。 男は砂丘についた足跡を振り返ってみました。 足跡はずーっと続いていました。 しかし、至る所で、足跡がひとつになっているのです。 しかもよりによって、それは人生の中で絶望と悲観にあけくれていた、その時なのです。 男にはわかりませんでした。 そこで主に、こう尋ねました。 主よ、あなたに従うと決心した時、あなたはどんなことがあっても、私と一緒に歩いてくださると、そうおっしゃいました。 しかし、わたしが最も苦しんでいたときに限って、足跡はひとつしかありません。 わたしにはわかりません。 私が心からあなたを求めていた時に、あなたはなぜ私を捨てていってしまわれたのですか? 主は答えられました。 我が子よ、 かけがえのない私の子よ。 愛するお前を決して見捨てはしない。 お前が試練にあって、苦しんでいたとき、その時のあのたったひとつの足跡 それは、 お前を背負って歩いた、私の足跡なのだから… [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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